2025年4月9日
株式会社 オレンジ・ジャパン
日野コンピューターシステム、オレンジ・ジャパンと取引基本契約を締結
〜 安全性と車両トラブル予防を両立するTPMSの提供で運送業界の持続可能性を高める ~
日野コンピューターシステム株式会社(本社:東京都日野市、代表取締役社長:岡田克巳、以下 日野コンピューターシステム)と株式会社オレンジ・ジャパン(本社:東京都江東区、代表取締役社長:佐川博之、以下 オレンジ・ジャパン )は、オレンジ・ジャパンが提供するタイヤ空気圧監視システム「TPMS」の取引基本契約を2025年3月に締結しました。
■背景
日野コンピューターシステムでは、運送事業者様の事業を支援するソリューションの提供を通じて、より安全かつ持続可能な物流の実現を目指しております。
オレンジ・ジャパンが提供する「TPMS(Tire Pressure Monitoring System・タイヤ・プレッシャー・モニタリング・システム)」※1は、走行中においてもタイヤ空気圧をリアルタイムで監視することが可能なシステムで、空気圧の低下によるスローパンクやブレーキ引きずりを未然に防ぎます。アメリカではタイヤバースト事故をきっかけに、2007年以降すべての新車に装着が義務付けられており、欧州や韓国でも法制化が進んでいます。今後、日本・中国においても法制化が見込まれております。日野自動車株式会社のグループ会社である日野コンピューターシステムがパートナーとして参画することで、TPMSのさらなる普及と、商用車業界における安全性向上・デジタル化を推進してまいります。
■サービス提供の内容
本契約により、日野コンピューターシステムでは「TPMS」の提供が可能となりました。これにより、運送事業者様に対し、車両の用途や運行スタイルに応じた導入をご提案してまいります。
※1:TPMSとは:https://www.ojtpms.co.jp/
TPMSは、自動車のタイヤ空気圧を常時監視する装置のこと。タイヤ内部に内蔵したセンサーが無線で空気圧と温度のデータを送信し、ドライバーは走行中でもリアルタイムにタイヤ空気圧の状況を把握できます。異常を即時に警告するLED表示灯を標準装備し、Android端末での数値確認や、docomap GOと連携したダッシュボード表示も可能です。さらに、過去2か月分の空気圧・温度のデータログ機能を搭載し、一部機種ではデジタルタコグラフとの連動にも対応しています。
なお、本製品は日野自動車が参戦するダカール・ラリー車にも採用されています
【会社情報】
■日野コンピューターシステム株式会社:https://www.hino-cs.com/
日野コンピューターシステムは、日野自動車グループの情報システム会社として1986年に設立しました。以来、日野自動車のIT部門と協業し、全領域のシステム開発・維持・運用を行っています。 現在は、これまでに培ってきた豊富な経験とノウハウ、そして高い技術力をもとに、運送事業者様の困りごとを解決するソリューション事業にも力を入れ、成長を続けています。
■株式会社オレンジ・ジャパン:https://www.ojtpms.co.jp/
オレンジ・ジャパンは、2011年に設立され各種タイヤ空気圧センサーとオリジナル商品の企画開発、自動車部品等メーカー様向けOEM/ODM商品提案、また、一般乗用車向けのアフターパーツ販売まで、TPMSを活用した様々な形のソリューションを提供しています。製品はISO/TS16949認証を取得し 自動車生産手順を適用することにより、安定した品質を提供しています。
【お問い合わせ先】
日野コンピューターシステム株式会社 ソリューション推進部
Email: dxinfo@hcs.hino.co.jp
HINO DX ソリューション: https://hino-c-plus.com/
HINO DX ソリューション・TPMS紹介ページ: https://hino-c-plus.com/dx/tpms/
【報道関係者お問い合わせ先】
日野コンピューターシステム株式会社 管理部
Tel :042-581-7790 (平日8時半〜17時半)
Fax : 042-581-7795
Email: kanri2-h@hcs.hino.co.jp